ヒーローガイド
ナナ(Nana) | |
ロール | メイジ |
リリース日 | 2016/07/11 |
役割 | ポーク/爆発力 |
ダメージタイプ | 魔法 |
価格 | 6500or 299 |
おすすめポジション | ミドルレーン |
おすすめバトルスキル | 火炎弾 |
ヒーロー解析
生存能力 | |
攻撃能力 | |
コントロール効果 | |
難易度 | |
おすすめビルド
回復阻害
固いの
チームバフ
終わりなき戦いの後、黎明の地は傷跡に覆われていたが、イズリアの月夜の森はまだ月の女神の光を浴びていた。この鬱蒼とした森には、エルフのほかにもさまざまな奇妙な生き物が自由奔放に暮らしていた。争いはほとんどなかった。
バステトはこの森で最も奇妙な種族だった。彼らは数は少ないが、生まれつき可愛らしい外見と俊敏な動き、そして霊力を使う才能を持っていた。霊力を使ってアップルパイを焼いたり、魚を捕まえたり、森の中を飛び回ったり……。バステトたちが起きている間は、月夜の森は特ににぎやかだった。
ナナはバステトの中でも特にいたずら好きだった。彼女は月夜に生まれ、偉大な霊力を持っていた。ナナは生まれつき熱心でエネルギッシュで、ジャングルの仲間を助けるために自分の力を使うのが好きだった。ただ残念なのは、軽率で無謀な彼女が、他人のアップルパイを灰にしたり、ベリーの茂みを根こそぎにしたりしたことだ。次第に、誰もがナナから距離を置くようになった。
幸い、ナナのそばにはモリナという小さなヤマネコがいた。モリナは月夜の森の端に住む小さなヒョウ猫だった。父親も母親も友達もいない。物心ついたときからひとりぼっちだった。事故でバステトの集会所に侵入したモリナは、危険な洞窟にはまってしまい、ナナに助けられた。それ以来、モリナはいつもナナを困らせるのが好きだった。しかし、ナナは一日中モリナと一緒にいるのが好きではなかった。変化する能力しかないモリナは弱すぎると感じていたし、ナナがいつも問題を起こすのが好きなことを考えると、モリナはいつも自分のそばにいるべきではないと感じていた。
ナナは、バステトの仲間たちと遊ぶ方が好きだった。
みんなに拒絶されてがっかりしたけれど、生来楽天的なナナは、すぐにみんなを助けようとした。ある時、無気力なバステトたちが珍しく集まり、リオニン族の遊び場を作ろうという話になった。バステト族にとって、これはめったにない真剣なイベントで、ナナも熱心に参加した。
何カ月もかけて、バステトの総力を結集し、エルフから贈られた月光石、森から贈られた長い丸太、ベリーの果汁を均等に混ぜた色とりどりの漆喰塗料など、自然の精霊たちから贈られた宝物を使って、極上の遊び場「可愛らしい遊び場」を作り上げた。猫のクライミング・フレーム、魚捕り池、デザート・ルーム、大きなトランポリン……何でもあった。完成したその日、バステト一家はお祝いに、古くて埃だらけの果実酒を持ち出し、何百個ものアップルパイを焼き、スズキを焼いて、遊び場の庭で飲んだ。
ナナはこういうイベントが一番好きだった。ナナは嬉しそうに飛び跳ね、果実酒をつまんではすすった。とても楽しそうに飲んでいた。月明かりが差し込むと、酔っぱらったナナはステージに飛び乗った。アップルパイを焼いて、みんなに祝ってもらおうと思ったのだ。しかし、彼女が呪文を唱え始めると、手の中の力が制御できなくなり始め、ハリケーンが発生し、可愛らしい遊び場は完全に元の姿を失うほど混乱してしまった。
自分のミスで全種族の努力が台無しになったのを見て、ナナは罪悪感と恐怖を感じた。みんなが目を覚ます前に、ナナは何も持たずにそっとバステトたちのもとを去った。
ナナは西の方角に向かって歩き、その道には奇妙な生き物がたくさんいた。小さな生き物に話しかけようとしたが、皆に無視され、ナナはひどく落ち込んだ。月夜の森から一歩も出たことのないナナは、かつてない喪失感と孤独感に襲われた。
モリナはナナの罪悪感や気持ちを理解した。イズリアの南部、絶望の地に近い影の沼地には、危険な場所に生える神秘的な果実のようなものがあり、その果実は使用者が自分のエネルギーをコントロールするのに役立つのだと。
ナナは、小さなヤマネコがまだ自分についてきていることに驚き、少し感動した。しかし、ナナはそれでもモリナの「影の沼に一緒に行ってほしい」という頼みを断った。ナナはモリーナを怖がらせるふりをした。ナナは厳しくモリナを脅すふりをした。
「あなたはとても弱くて小さい。ついて来ないで」
しかし、ナナが去った直後、モリナは追いついてきて、頑なに離れようとしなかった。
ナナは初めて、弱くて小さいヤマネコもしつこいことを知った。彼女は内心喜んでいたが、表面上は嫌々ながらモリナとの付き合いを受け入れていた。
二人は数々の難関をくぐり抜け、ついに影の沼にたどり着いた。洞窟の奥で、二人は探していた魔法の実を見つけた。 ナナは喜んでその実を取りに行ったが、次第に近づいてくる危険に気づかなかった。絶望の地の近くには、アビスに侵食されたモンスターがたくさん住んでいた。ナナの純粋な性質が、この真っ黒で醜い生き物をなめ回し、凶暴そうな口を開かせたのだ。
そばにいたモリナはその危険に気づいた。仲良しのナナが実を採ろうとしているのを見て、彼女は叫び、時々しか働かない変身の力を発揮した–モリナはナナの似姿となり、無防備なナナの前に立ちはだかった。
「弱い私でも、友達を守ることはできる」
実を手に入れたナナは、目の前で起こったすべての出来事に唖然とした。ナナは果実の力を借りて強力な力を送り、怪物を撃退したが、モリナもまた瀕死の状態だった。ナナは泣きながらモリナに霊力を分け与えたが、無駄だった。ついにモリナはナナの手を握り、自分の変身パワーをナナに分け与えた。
「幸せでいなさい、いつまでも幸せでいなさい」
コントロールの習得は、彼女の成長の始まりに過ぎないことがわかった。ナナはモリナに祝福され、託されて道を歩み続けた。
忘れたことのない者は必ず別の形で生き残る。故郷を忘れたことのない者は必ず故郷に帰る。
第一章 やんちゃメイジ
魔法の森で、ナナはバステト族の中でもとりわけ特殊な個体だった。明るくて冒険好きな彼女にはやんちゃな一面もあって、時おり人を困らせたりもする。だがそんな彼女にも、大きな夢はある。それはいつか、強力な猫メイジになることだ。
だが戦いに触れたばかりのナナには、まだ少しばかりの臆病さが残っていて、敵にトドメを刺すのが忍ばなかった。そんな彼女は、チームで強力なアシストになることが多いのだ。
第二章 冒険の旅
冒険の旅の途中で、ナナは月光の射手マイヤと出会った。マイヤに魔法エナジーのコントロールを教わったナナは、マイヤに感謝の意を抱き、共に旅をするようになった。旅の途中で彼女たちはさまざまな敵に遭遇したが、ナナはずっとマイヤを支えてきた。肝心な時はいつも、ナナのブーメランが関く。
そんなナナはマイヤから賞賛の言葉をもらい、ブーメランの腕を磨く決意はますますと固まった。
第三章 いたずらの魔法
長い試練を経て、ナナの力は著しく成長した。マイヤも安心して彼女ひとりに強敵を任せるができるようになった。そのやんちゃな性格ゆえに、ナナは今でも戦いの途中でいたずらをしたりする。
特に彼女は「モリナズ・キス」で敵を翻弄することが一番好きだ。自身を軽んじて嘲笑う者が、可愛いウサギに変えられる光景を見る度に、ナナは大いに喜ぶ。これは彼女が敵を打ち負かす主要な手段でもあるのだ。
第四章
準備中
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